東京新聞 「外環道の大深度地下使用危険大 住民ら異議申し立て」
千数百名に及ぶ人々が、
外環道路の「大深度地下使用認可に対する異議申し立て」
の提出を行った (締め切り5月28日) ことが、東京新聞に掲載されました。(5月29日)
「数の多さを受け止めてほしい」との住民の声を紹介しています。
2010年4月27日に、国土交通大臣宛に「中止を求める」署名2万4886筆<第一次>を提出しました!
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月別アーカイブ 2014年05月
千数百名に及ぶ人々が、
外環道路の「大深度地下使用認可に対する異議申し立て」
の提出を行った (締め切り5月28日) ことが、東京新聞に掲載されました。(5月29日)
「数の多さを受け止めてほしい」との住民の声を紹介しています。
2014年5月20日 【外環ネット】(外環道7区市ネットワーク 市民外環連絡会も提携参加) は、国土交通大臣あてに、
外環道路に関する大深度地下使用の認可処分に対する異議申立書 計842人分
を提出しました。
外環沿線7市区から、32名が提出に立ち会いました。
応対した国土交通省担当官は、
「こんなに多くの異議申し立て書が届くとは思わなかった。今後の対応を検討する。」
と驚きを隠せない様子でした。
法律上、国は「口頭での意見陳述を申し出た」人全員から、直接意見を聞く必要があります。
数百名に及ぶ人々の意見陳述を、国がどのように行うかについて、今後注視する必要があります。
提出に先立って、国土交通省前で、各地から持ち寄ったプラカード・のぼり・横断幕をかかげ
スピーカーを使って、国土交通省に向かい、外環道路計画の問題点と市民不在の進め方を糾弾、
大深度法、都市計画事業それぞれの承認を取り消すように求めました。
今回、短期間の間に、これだけ多くの異議申し立て書が届いた背景には、
最近特に目にあまる国と都の強引な姿勢があります。
その横暴な態度に対する市民の怒りの声が、異議申し立て書1枚1枚には、凝縮しています。
市民の声を真摯に受け止めるように、国・都に対して、さらに求めていきます。
【外環ネット】(外環道7区市ネットワーク 市民外環連絡会も提
携参加)による
外環道路大深度地下利用に対する異議申立が、朝日新聞 (5月21日朝刊) に掲載されました。
「行政不服審査権に基づくもので、地権者1936人を含む842人分の署名を添え」提出しました。
5月7日発生した 東京外環道路工事現場での死亡事故に対して、
市民外環連絡会・三鷹では、杉並・練馬の市民団体とともに、
国土交通大臣と中日本高速株式会社に対して、
「東京外環道路工事死亡事故に対する声明 及び 申し入れ書」を提出しました。
11年かかるとしてきた工事期間を、6年で完成させようとしていること自体が
安全性がないがしろにしている証左であることを指摘するとともに、
以下の4項目を要求しました。
1.早い時期に、事故についての住民への報告の場を設けること。
2.現場の安全対策を含む工事協定書を、周辺住民および当該自治体との間で交わすこと。
3.同事業に関する市民の多岐にわたる懸念について、市民との対話の場を、誠意をもって用意すること。
4.上記1~3について、市民との間で完全な合意が見られるまで、一切の工事計画は凍結すること。
2014/05/15[木]4:27 PM / 会の活動
5月7日 午後1時50分 東京外環道路工事現場で、足場から鉄筋が落下。
作業員3人が下敷きになり、1人死亡、2人が大けがを負う大事故が発生しました。
安全が最優先されなければならない工事現場で、資材落下事故という
極めて初歩的な事故が起きたことに、
大変な憤りと不安を感じます。
特に、外環道路は、世界最大のトンネルを人々が住む家々の真下に、16kmにわたり掘り通すという
前代未聞の難事業です。
そのような事業において、このような初歩的な事故が起きたことで、
事業そのものに対する信頼性が大きく揺らぎました。
工事の中止と、徹底的な検証、工事を危惧する市民への説明を求めていきます。
【各社報道】
東京・外環道の工事現場で鉄柱落下 作業員3人が下敷き、1人心肺停止
2014.5.7 18:55 MSN産経ニュース
鉄筋落下で作業員1人死亡 2人重傷 東京・外環道
2014年5月8日00時38分 朝日新聞
東京外環道の工事現場で作業員3人が鉄筋の下敷きに(05/07 17:02)
TV朝日
2014/05/08[木]11:46 PM / 報道