月別アーカイブ 2017年02月

2月28日(火)浜矩子講演会を開催します。

浜矩子さんは、「アホノミクス」の名付け親。
歯に衣着せぬ物言いで、政治、経済をぶった切っておられることで知られる論客です。
その浜さんを招き、巨大公共事業と日本経済という大きな視点から
外環道路をとらえてみたいと考えています。
題して「大規模公共事業と日本経済のゆくすえ」

外環道路は、1兆数千億円の巨費を使い、
建設目的が曖昧。自然環境も住環境も破壊する、巨大プロジェクトです。
このような道路をつくることの経済的、政治的意味はなにか?
いっしょに問い、学び、力としましょう。

【日時 場所】
2017.2.28(火)14時00分~16時00分
会場・三鷹市社会教育会館4階講堂
   東京都三鷹市下連雀6-13-13  Tel0422-43-9159
※ 参加無料・途中入退場可・どなたでもお気軽にご参加ください

外環ウオーク「中央JCT・天神山遺跡」編

中央JCTの工事が本格化する段階に入りました。広大な敷地を高いフェンスで囲い、長いクレーンが林立しています。
外環道路の圧倒的な巨大さを伺うことができます。
すでに、周辺住民の方々は震度5~4ともいう振動に悩まされています。
近くの天神山遺跡の発掘も最終段階に入り、見学会の案内チラシができています。

この機会に、中央JCTの現状と天神山遺跡の視察を企画しました。
外環道路計画の巨大さと地元の現状を、そして、人間の歴史が消されていく様子を、ご一緒に体感しませか。

外環ウオーク「中央JCT・天神山遺跡」

日時 2017年2月25日(土)午前10時30分~午後2時ごろ

集合 午前10時30分に、小田急バス 下本宿バス停

天神山遺跡見学会_バス時刻表下本宿バス停へのアクセス 小田急バス 吉祥寺南口~千歳烏山北口(吉2)をご利用ください。
吉祥寺南口からは9時59分発、下本宿10時15分着、または10時10分発、下本宿10時26分着
千歳烏山北口からは10時02分発、下本宿10時10分着、または10時14分発、下本宿10時22分着が便利です。

ウオークコース 下本宿10時40分発→ 中央JCT沿いに北野公民館方向11時ごろ→ 天神交差点付近で昼食11時30分ごろ

(昼食休憩約1時間)→
天神山遺跡見学​午後1時~2時 現地解散

帰り
​ 遺跡近くに「新川天神山青少年広場」バス停があります。
コミュニティバスなので、1時間に1本です。

​ 三鷹台駅(井の頭線)行き 午後1時37分発、または2時33分発
千川駅​(京王線)行き 午後2時8分発 または午後3時5分発

中央JCTの解説は、地元の皆さんが担当します。
遺跡に関しては東京都埋蔵文化財センターが行います。
天候について: 雨天中止

問い合わせ先
小笠原 090-1214-8044
大塚 090-1858-6665

【東洋経済】誰のための外環道―遅すぎた50年越しの着工


【全文】→ 東洋経済-1 東洋経済-2

2017年 2月11日付(6日発売)の週刊東京経済に
「誰のための外環道――遅すぎた50年越しの着工」が掲載されました。

経済専門誌としての視点から、外環道路の経済波及効果の低さを
明らかにしています。

まず、トラック、バス、配送業界への取材。
どの業界も、外環道興味を持っていません。
環八は使わない。中央環状を使っていて、それで充分

さらに、記者の分析として、外環道路周辺には、圏央道の場合のように物流施設を設けるようなスペースもなく、
開通後の経済効果は少ないとの見方を示しています。

取材対象は、住民側が、市民外環連絡会の田代雄卓 外環道検討委員会(杉並)の古川英夫氏、大塚康高氏
国側では、国土交通省関東地方整備局野笹氏、外環事務所四童子所長。

タイトルがそのまま外環道路の問題点を表現しています。