月別アーカイブ 2011年01月

「外環ウォーク パート2」総集編 ワークショップ
『作ろう!「外環より大切なものマップ」総集編』は大成功

これまで外環沿線6カ所で行ってきたワークショップの総集編として
外環全線をつらぬく巨大地図を完成させる集会は、
沿線各市区の市民グループとの共催です。
[1月23日(日) 14:00〜16:00 武蔵野芸能劇場 にて開催]

当日、70名を越える方の参加がありました。
実際に歩くのではなく、室内会場で、
市民の思いが書かれた、2メートル×8メートルの外環沿線巨大地図を
参加者みんなで完成させるワークショップです。

会場内は、ポストイットに書かれた市民の思いに心を重ねる人、
共感の中で、自分の意見を述べ合う人と、
各地区のワークショップをさらに上回る熱気に包まれました。

できあがった巨大なエリア地図を並べた時は、オー!と感嘆の声が上がりました。
地域を越え、市民の「思い」がつながった瞬間でした。

完成させた「巨大地図」は、国に届けようと、働きかけを続けていきます。

「外環ウォーク パート2」集会を朝日新聞が報道

「外環ウォーク パート2」集会 ー作ろう!「外環より大切なものマップ」ー
(1月23日開催) が、朝日新聞(2011年1月24日)にて、
報道されました。

国土交通省開催「説明会」についての報告

1月17日夜、寒風吹きすさぶ中、
外環道路についての「基本設計及び用地に関する説明会」
(主催:国土交通省関東地方整備局東京外かく環状国道事務所)
が、三鷹市立第六中学校・体育館で開催されました。

400名近い市民が参加。
主催者挨拶、それに続いて国作成のスライド上映による説明が
50分、長々と続きます。

その後、市民からの質問時間は、40分のみでした。
けれども、多くの市民が手をあげて、多数質問。
その結果、下記のことが明らかになりました。

1
外環道路は予算も整備手法もめどがなく、
基本的な見通しが立っていないこと

2
今回計画線の巾杭を打つが、
杭打ちについては法的な根拠はないこと。
また、土地所有者は杭打ちを拒否でき、
一度打った杭を勝手に抜いてもとがめられないこと。

3
今年度予算87億円は、外環用地補償のために必要な費用
2100億円の3%でしかないこと

4
今年度中に使い切れなかった金額は、
3月末で失効すること

先行きのないまま、土地に杭を打つという、
おかしな国交省の姿勢が浮かび上がる説明会となりました。

●質疑回答全文はこちらをご覧ください

国は先行きの見通しのないまま
「説明会」を開こうとしています

「基本設計及び用地に関する説明会」
(主催:国土交通省関東地方整備局東京外かく環状国道事務所)
の開催をご存知でしょうか!?

日時 2011年1月17日(月)午後7時〜8時30分
会場 三鷹市立 第五中学校学校にて

今、外環道路をつくるためのお金のめどは白紙の状況です。
なぜなら「高速道路の料金割引のための税金」を
外環道路建設に使おうとする「法案」は、
昨年12月に廃案になりました。

国交省は見通しもないまま、説明会を開催するのです。
私たちは、この異常な事態を多くの市民に知らせたい。
ひとりでも多くの市民の声を、姿を、主催者である国交省に示したい。
と、会のニュース1万2000枚を、計画沿線に住む市民に向けて配布中です。

当日、外環道路に疑問を持つ市民が、ひとりでも多く、説明会に参加し、
市民の声を示していただくことを、願っています。

なお、この説明会は、外環沿線計9ヶ所で開かれます。
http://www.ktr.mlit.go.jp/gaikan/contents/oshirase/20101225.pdf

ぜひ、お近くの会場に参加頂ければとおもいます。