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強制測量が開始されてしまいました!

7月19日 9時から3日間の予定で、調布市緑ヶ丘において、外環道路の区分地上権者への強制測量が始まりました。
この強制測量に対して、沿線各地から多くの方が朝早くから集まり、抗議および監視行動を行いました。


「強制測量反対」
     「住民の安全を無視するな」
          「博多の二の舞はゴメンダ」
お住まいの方は、フェンスに垂れ幕を掲示。
強制測量は「認めない」と最初に宣言しました。
また、土地境界確認の立会も拒否しました。
しかし、土地収用法の規定により、立入調査が実施されました。


事業者側は、午前8時50分頃、隊列を組んで、人員十数名で登場。
強制測量は、午前9時~11時30分頃、
午後は13時30分~16時まで行われました。

強制測量を行おうとしている事業者側の人員

私たちは、この理不尽な測量に対して、今後も、抗議および監視行動を続けていきます。

強制測量に抗議します!

170724強制測量国交省への抗議文賛同名入

7月19日、ついに、中央ジャンクション最初の強制測量が行われようとしています(2件)
地権者の方々は、世界で誰も行ったことのない未だ技術開発中の特殊な工法が、自分の家の真下で行われることに対して、いい知れない不安や疑問を抱えてきました。
さらに、地盤陥没への対策や避難計画が示されない状況、家屋や生命・健康に損害が及んだ場合の責任や損害補償に関する明確な定めがない点、など、契約の前提となる地権者の安全安心は担保されておらず、契約内容にも問題が多すぎます。
それなのに、国および事業者は、対等な協議を求める地権者の意向を顧みず、一方的に条件を定めた区分地上権契約への署名捺印を迫っています。それに応じない地権者に対しては、ついに強制的な測量に着手しようとしています。

本日、市民による外環道路問題連絡会・三鷹も参加している外環ネット、および、関係自治体議員33名は、国土交通大臣、および中日本高速道路株式会社に宛て、連名で、
『強制測量を直ちに中止し、地権者と誠意ある交渉を行うことを要求』する抗議文を提出しました。
これからも、国と事業者の誠意ある対応を求めていきます。