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【外環道路の模型】を三鷹市長・市議に披露しました

「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」で作製した【外環道路 中央ジャンクションの模型】を外環特別委員会が開催された9月22日に、三鷹市長、副市長、市議会議員、市職員に見て頂きました。
ジャンクションの規模がいかに大きいか、構造が複雑かという点について、感嘆の声があがりました。これまで図面と文章だけで各自がイメージしていた外環道路の本当の姿について、意識を共有することが出来ました。
3次元に立ち上がる模型の力を感じました。


外環道路 中央ジャンクションの模型を作りました

三鷹市内に建設予定の外環道路中央ジャンクションは、中央高速との乗り換えとともに、地上との出入り口(東八インターチェンジ)も組み込まれ、2本の換気塔と大変複雑な形をしています。さらにその南と北には大深度本線の2倍の直径の拡幅部と、世界に類のない非常に巨大トンネルが計画されています。その全貌が大変分かりにくいことから、機会あるごとに事業者に質問を重ねてきましたが、残念ながら全容可視化のための十分な資料は未だ提示されていません。
そこで、「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」では、市民の手で中央ジャンクションの模型を作ろうと決意し、興味をもってくれた市内在住の学生たちの力を借り、「中央ジャンクション 立体模型」を制作しました。


縮尺は1/1000
模型の大きさは、ジャンクション部分が巾80cm 長さ150cm 
その前後に延長部がつながり、全長3.6m の大きさになりました

実際に作ってみると、複雑に絡みあった地下トンネルが、急カーブを描きつつ、分岐・合流を繰り返す姿が浮かびあがりました。
地上でも危ないであろうに、地下という特殊な空間の中での分岐・合流は、運転手を不安な思いにし、事故が頻発するのではないかとということが改めて感じられました。

今後、イベントや集会などの機会を捉えて、展示していく予定です。