外環道路・大深度地下利用に対する異議申立書 計842人分 を提出しました


2014年5月20日 【外環ネット】(外環道7区市ネットワーク 市民外環連絡会も提携参加) は、国土交通大臣あてに、
外環道路に関する大深度地下使用の認可処分に対する異議申立書 計842人分
を提出しました。
外環沿線7市区から、32名が提出に立ち会いました。

応対した国土交通省担当官は、
「こんなに多くの異議申し立て書が届くとは思わなかった。今後の対応を検討する。」
と驚きを隠せない様子でした。
法律上、国は「口頭での意見陳述を申し出た」人全員から、直接意見を聞く必要があります。
数百名に及ぶ人々の意見陳述を、国がどのように行うかについて、今後注視する必要があります。

提出に先立って、国土交通省前で、各地から持ち寄ったプラカード・のぼり・横断幕をかかげ
スピーカーを使って、国土交通省に向かい、外環道路計画の問題点と市民不在の進め方を糾弾、
大深度法、都市計画事業それぞれの承認を取り消すように求めました。

今回、短期間の間に、これだけ多くの異議申し立て書が届いた背景には、
最近特に目にあまる国と都の強引な姿勢があります。
その横暴な態度に対する市民の怒りの声が、異議申し立て書1枚1枚には、凝縮しています。
市民の声を真摯に受け止めるように、国・都に対して、さらに求めていきます。