第2回 市民相談・交流会『大深度地下使用 と 区分地上権』を開催しました。

2014年3月29日(土)18:30~ 新川中原コミュニティセンターにて
第2回 市民相談・交流会
『大深度地下使用 と 区分地上権』を開催しました。

外環道路計画は、人の住む真下にトンネルを通そうとする前例のない計画のため、
他に例を見ない様々な問題や権利関係が発生します。
特に『区分地上権』という権利に関する、地権者が多く発生するため、
市民外環連絡会では、専門の弁護士を招き、この耳慣れない権利と補償問題について、
疑問を明らかにする相談会を開催しました。

当日は、区分地上権が発生する地域の地権者の方々を中心に、
多くの方にお集まり頂きました。

弁護士とのQ&Aコーナーでは、
「区分地上権」って?
という基本的に問いかけから始まり、

「いやだって言えるの? 」 「測量は拒否できるの?」
「 地価がさがるの? 」「最後まで拒否していたらどうなるの?」
など、様々な質問に、お応え頂きました。

「国に質問しても、肝心なことは『まだ決まっていない』というばかりで、
何も分からない」
「国の説明会は行ったことがない」
などの意見が相次ぎ、国の市民に対する説明が不十分であることが浮き彫りになりました。
「一人で国と相対しても情報も無く不安」という声もきかれ、

今後、土地測量の状況など、相互に情報交換をしていくことを参加者全員で確認しました。